腹巻き、これからの季節の必需品

2008年5月30日保育所から

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地球温暖化のためなのか、5月の気温にしては日中30度近くなると、クーラーが恋しいですね。でも暑いからと言って薄着で寝てしまうと、朝方に気温が下がって、風邪をひきやすくなります。特に晴れた日の夜は放射冷却によって昼夜の温度差が大きくなり、体も変調をきたしがちになりますね。

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これからの季節、寝ている間にお子さんが体を壊さないためにも「腹巻き(はらまき)」の利用がお勧めです。
子供はどうしても体温が高いので、暑い時は掛け布団(タオルケットなど)を蹴とばして寝てしまいますね。お母さんが夜中にタオルケットをかけようと注意していても、ついつい寝入ってしまってお子さんが風邪をひくこともあります。おなかを冷やさないようにと掛けてあげると余計に逆効果になることもあります。こんな時こそ腹巻の出番です。

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腹巻きと言えば、映画「男はつらいよ」の寅さんのトレードマークですが、子供用であればカラフルなものが数百円で売っているようです(パジャマと一緒にセットになっているものもあるようです)。ちょうどお腹をすっぽりと覆うようなゆとりのあるものがおすすめです。

腹巻きを寝る前につけてあげるだけで、夏風邪やお腹を壊したりすることが少なくなります。真夏の暑い日はクーラーの下ではなく、夜風の通る部屋で腹巻きをしてお子さんを寝かせてあげると、夏も健康的に過ごすことができます。
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肝臓はおへその右上のあたりにあるエネルギー代謝の盛んな臓器で、常に必要な体温を作り続けています。お子さんがお腹を出して寝ていたとすると、肝臓は奪われた体温を補おうとして余計にエネルギーを消費します。エネルギーが消費されれば体が疲れやすくなり、風邪に対する抵抗性も低下します。
腹巻きはお子さんのお腹から熱が奪われることを防止し、余分なエネルギー消費を抑えて夏バテしない元気な体作りを応援してくれます。もちろんお子さんに限らず、お父さん、お母さんにもおすすめです。

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ぜひ活用してみてくださいね。

2008年5月30日保育所から

Posted by 葛根先生